信州中野アーチェリーセンターオープン

信州中野アーチェリーセンター オープン式典レポート

2024年7月21日、待望の信州中野アーチェリーセンターがついにオープンを迎えました。晴天に恵まれた式典当日は、多くのアーチェリー愛好家や地域の方々、韓国からもご参加いただき、終始和やかな雰囲気に包まれました。

午前の部：初射式とアローベル大会

午前中は、センターの門出を祝う初射式から始まり、続いて一般参加者向けのアローベル大会が開催されました。アローベルは、的までの距離が短く、大きな的を使用する初心者向けの競技形式です。

参加者の中には、この日が人生初めてのアーチェリー体験という方も多く、スタッフの丁寧な指導のもと、皆さん楽しそうに矢を放っていました。特に小学生の参加者たちの上達の早さには目を見張るものがありました。

午後の部：第1回中野市長杯

午後からは、記念すべき第1回中野市長杯が開催されました。地元の選手を中心に、全国からも多くのアーチェリー選手が参加し、白熱した試合が繰り広げられました。

大会では、オリンピックメダリストから若手選手まで、それぞれが日頃の練習の成果を存分に発揮。

見事な集中力で優勝を勝ち取った選手に、中野市長より優勝賞状とプレゼントが授与されました。

施設の特徴

信州中野アーチェリーセンターは、最新の設備を備え、初心者から上級者まで幅広い層の方々が利用できる施設として期待されています。50mの屋根は天候に左右されず練習できる環境を提供し、国際大会の開催も可能な本格的な仕様となっています。

今後の展望

このセンターは、地域のスポーツ振興の拠点としてだけでなく、国際交流の場としても活用される予定です。12月には韓国釜山沙上区役所のアーチェリー選手との交流会も予定されており、さらなる発展が期待されます。

オープン式典の成功を皮切りに、信州中野アーチェリーセンターが多くの人々の夢と希望を育む場所となることを願っています。